くろねこ製コンポーネントは Borland 社によりソースコードの配布が禁じられております。
以前、くろねこが Borland Delphi の 2006 へのアップデートを断念した際に、コンポーネント利用を継続的に行って頂くことを目的にBorland社に問合せを行いました。
結果、くろねこ製コンポーネントについてソースコードの配布は不可能と考えました。
理由:
くろねこ製コンポーネントのソースにBorland社が版権を有するコードが含まれているため。
以下、長文ですので必要な方だけご覧ください...
くろねこは Delphi 発売以来 Professional 版以上のエディションを使用しており、Borland 社のコンポーネントのソースコードを閲覧することが出来ました。このことは、くろねこがコンポーネントを開発する上で、非常に大きな参考資料となりました。
コンポーネントの配布を目的とするまた保守性を高めるためには、元のソースコードには手を触れず継承をして作成すべきですが、Borland の DBGrid のソースコードを読み進めるうちに、くろねこがしたいことが継承では不可能もしくはくろねこの技術力では不可能というべきに近いと判断し、元のソースコードをコピーして改造するといった手法を取ることとなりました。
このため、Borland社が版権を有するコードが多数含まれる結果となり、元のコードのオリジナリティが失われるほどにまで改修出来てないためにくろねこ単体で著作権を保持できると言えない状況になっています。
このため、ソースコードを配布することが出来なくなっております。
あわせて、くろねこが Borland 社に確認したことがあります。
くろねこが作成したくろねこ製コンポーネントの権利を誰かに譲ることが出来るのか?ということです。
Borland 社の答えとしては、「くろねこが保持している Delphi のライセンスを放棄しコンポーネントとともにライセンスも譲渡する」という方法であれば可能とお答えを頂きました。ただ、くろねこほとんどプログラムを作る機会が失われていますが、一番慣れ親しんだ言語を放棄できる様な状況ではないので、(C#を勉強してみたいというのはありますが。)この方法を採ることはあり得ません。
Borland 社の回答が要求する事項は上記の通りだと思うのですが、抜け道を探すとすれば...
程度しか思いつかないのが現状です。
まあ、どちらも Borland 社がチェックできるとは思えないですが、出来る限りライセンス規定は守るべきと考えておりますので。
(出来る限りというのは、個別に対応をお願いするなどの方法で抜けられないかなという意味です。)
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コメントをいただきありがとうございます。
「差分を作成すれば公開できるじゃないか!」という内容の話は、数年前にくろねこのコンポーネントについて書かれた某ブログを拝見して確認しています。
では、なぜその方法で公開していないかといいますと...
「差分を作成し公開することができるのでしょうか?」という問題なんですよね。
たとえば、くろねこが JDBGrid を単に Borland の dbgrids.pas から作成していれば、くろねこが作成したコンポーネントのファイルと対応するファイルとの差分をとればよいのでしょう。しかし、くろねこは JDBGrid を作成するにあたって Borland が版権を有する複数のファイルの内容をつぎはぎしてしまっているので、1:n の関係になってしまっています。
差分を作成する場合 1:1 でないと差分が作成できないので、公開までたどり着けなかったわけなんですね。
機会があって Delphi 2006 版 JDBGrid なども作れたら、ダウンロードをしてくれる人はいるのかな?とふと考えるときがありました。
また、よい配布方法がありましたらご教示ください。
取り合えずで書いたけど、書いてからもう既に検討済みだろうなと思いました。
漢字も間違っているしm(__)m
状況はわかりました。難しそうですね。